『週刊ヤングジャンプ』で連載中の作品で、現在累計発行部数8300万部と超人気コミックである『キングダム』。
2019年に、山崎賢人さん主演で実写化され、興行収入57億円を記録するなどその年の実写作品で1位を獲得しました。
そんな『キングダム』は、古代中国の戦国時代を描いているのですが、実話なのか?という疑問を持った方もいますよね。
そこで今回は、以下のことについて調べてみました。
- キングダムは実話?
- キャラクターの元ネタは史実上の実在した人物?
ということで、「キングダムは実話?キャラクターの元ネタは史実上の実在した人物?」と題して記事をお届けしていきます!
キングダムは実話?
本題なのですが、『キングダム』は実話なのでしょうか?
結論から言うと、実話とオリジナルが混ざっています。
キングダムという漫画が好きで読んでいます。実話ベースのフィクションではあるけれど、学べることはたくさん。娯楽やエンタメからでも吸収できると楽しい。
— 今井宏亮@食いしん坊な元教師 (@imai_ivress) February 11, 2023
作者である原泰久さんがかなりの歴史ファンなので、歴史に忠実な物語を書きたかったために、数々の戦いの構成・結末、キャラクターの亡くなった年などはそのままで、そこにオリジナルを加えて描かれています。
キングダムのキャラクターの元ネタは史実上の実在した人物?
上で述べた通り、『キングダム』は歴史に忠実に描かれた作品です。
ですのでキングダムのキャラクターは史実上実在した人物が多いです。
ということでキングダムのキャラクターの元ネタとなる実在した主要人物を紹介したいと思います!
キングダムのキャラクターの信(李信)の元ネタは?
『キングダム』の主人公である、信
#キングダム #漫画
— ホシの本棚 (@philip_w_hidari) May 16, 2023
漫画紹介
時は春秋戦国時代
天下の大将軍を夢見る少年"信"と
後の始皇帝"嬴政"による
中華統一歴史大河
序盤が面白すぎて
つい次の巻に手が伸びてしまい
最終的にはあの長い巻数を
集めるハメになること請け合いの作品
みんな言うけどとりあえず
16巻までは読もう(長ぇーよ)笑 pic.twitter.com/CHOIHYfTEa
彼は、戦争孤児で下僕出身というあまり良い生い立ちではありませんでした。
しかし、漂と共に「天下の大将軍」を目指します。
信の元ネタは、歴史書である『史記』においては「李 信(り しん)」として知られ、秦王政(後の始皇帝)に仕えて、諸国の統一に貢献したとされています。
キングダムのキャラクターの嬴政(えいせい)の元ネタは?
キングダムのキャラクターの嬴政(えいせい)は第31代秦王。
キングダム好きあるある
— SugayaKyohei/映画&読書好き (@kyoheyss) May 15, 2023
「漢字の名前が変換できない。」
信、ありがたすぎる!
嬴政、蒙武、蒙恬、王翦、李牧、は歴史的にも残ってる名前だから可能。
きょうかい、かりょうてん、カンキ、、ここら辺も変換できたら嬉しい pic.twitter.com/39rzFpAHal
中華の統一を目指して政権争いを繰り広げます。
嬴政の元ネタは「始皇帝」として知られており、紀元前221年に中国史史上初めて天下統一を果たしました。
キングダムのキャラクターの羌瘣(きょうかい)の元ネタは?
キングダムのキャラクターの信が率いている飛信隊で副将を務めている羌瘣は、暗殺集団である蚩尤(しゆう)の末裔です。
今日の毎日投稿は、知り合いの方からのリクエストでキングダムの羌かいです(かいの字出て来ん…)@kingdomthemovie @kingdom_exhibit @HaraYassa @young_jump @kohki19920219 #絵描きさんと繫がりたい #キングダム展 #キングダム運命の炎 #ヤングジャンプ #滝幸喜 pic.twitter.com/oeo4nT2B7B
— 滝幸喜official (@taki_kohki) April 29, 2023
羌瘣の元ネタは、史実上は蚩尤の末裔ではなく、信と同じく嬴政に仕えていました。
キングダムのキャラクターの王騎(おうき)の元ネタは?
キングダムのキャラクターの中でも屈指の人気キャラであり、「天下の大将軍」である王騎。
王騎将軍様を知らないだと!?
— nari 🫠 (@nari_othellonia) May 13, 2023
キングダム読みなさい( `ω´ ) pic.twitter.com/VLYrBu8881
信が多大な影響を受ける人物です。
王騎の元ネタは『史記』に記されている通り、実在した人物ではあるのですが、彼の詳しい経歴はほとんど0と言っていいほど書かれていないそうです。
キングダムのキャラクターの李牧(りぼく)の元ネタは?
秦と敵対する趙国側の軍師で、「三大天」の一角としても数えられているキングダムのキャラクターの李牧。
李牧の配下のこのおじいちゃん4人将、みんな同じ顔やんけ!
— ジムノ鴎@次回5.24かな? (@gymno911) May 14, 2023
最初、モブキャラ1人になんでここで4カットも!?っておもた🤣
#キングダム pic.twitter.com/2V8qEhhy1t
作中では、信と政にとって宿敵のポジションに位置しています。
李牧は、作中と同じく史実上でも戦国四大名将の1人です。
『史記』などの書物において、司馬遷(しばせん)は李牧を「守戦の名将」と呼んでいます。
以上が、主要キャラクターの作中の設定と史実との違いです。
キングダムはもう終わる!?
『キングダム』は、2006年から連載開始され、現在68巻まで刊行されています。(2023年4月18日時点)
そろそろ、70巻に到達しそうな勢いなのですが、物語の終わりは見えつつあるのでしょうか?
調べた結果、キングダムの最終回は「2026年頃」だそうです。
2021年にキングダムの原画展が開催されたのですが、そこで熊本日日新聞が、原泰久先生に「完結まではあとどれぐらいかかりそうですか?」という質問をされています。
それに対して
願望的には、あと5年ぐらい。
年齢的にも大変なので、50歳ぐらいで終われたらと思っています。
でも、ここまでも、半分程度の期間で描けると思っていたんです。最初の王都奪還編だけで単行本が5巻分あるんですが、当初は2巻ぐらいで描ける予定でした。始まったら、ボリュームが増えちゃうという繰り返しで
という返答をしています。
本人としても、想像以上にボリュームが膨らんでしまっているそうなので、2026年以降も『キングダム』が続いていく可能性がありそうです。
まとめ
今回は、「キングダムは実話?キャラクターの元ネタは史実上の実在した人物?」という名目で紹介しました!
一般の人には理解が難しい中国の戦国時代を、歴史に忠実でかつオリジナルを混ぜながら、1つの物語として成立していて絶大な人気を誇る『キングダム』。
漫画・アニメ・映画とこれからまだまだ繰り広げられていくので、楽しみですね!
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